ディノオレ強化週間 最終日

長いようで短かった強化週間も、今日で終わりです。
ドマイナーなCPでしたが、楽しんでいただけましたでしょうか？
ちなみに、私はめちゃくちゃ楽しかったです♪
思う存分ディノオレが書けましたしね＾＾
でも、こういう強化週間もいいものですね。
またこんな機会を作ってみようかな。
・・・予定は未定ですが（＾＾；

さて、今日のテーマは『溶けちゃいそう』。
8月のお題です。
暑い夏に熱い夜を・・・ということで、微裏となっております（おい、こら）
雰囲気と言うか、表現と言うか。
それに、最後くらい甘く締めたいじゃないですか♪（あ、開き直った）
さて、おわかりかとおもいますが、お題は3月まであります。
ですが、強化週間はここまで。
続きはちまちま更新していきますので、しばしお待ちください。

では、どうぞ！

イタリアの夏は温度は高いが湿度は低い。
そのせいか、幾分か過ごしやすい。
だが、この纏わり付くような暑さは、きっとこの汗のせい。
あの人の熱のせい。

あの人の熱は、まるで夏に照りつける日差しのようだ。
激しくて、力強い。
でもその熱に包まれていると、春の日差しのように心地良い。
まどろみと、そして溶けてしまいそうな熱さの中、互いに名前を呼び合った。

「・・・オレガノ」

「っディーノ・・・」

いっそこのまま、二人で溶けてしまいたい。
繋がったまま、幸福に満ちたまま。
絶えることなく湧き上がってくるこの熱で溶けてしまいたい。
でも、それでも、終わりの時はやってくる。
そして求めるはあの熱。

「もしかして、今、同じこと考えてた？」

「そうみたいですね」

クス、と小さく笑い合い、再び二人は熱に包まれる。
溶けそうなほど熱い、二人の熱に。
ゆっくりと、沈んでいく。

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ディノオレ強化週間 第6日目

もう金曜日ですね～・・・。
強化週間も今日明日の2日で終わりですよ。
でも、SSSとはいえ、こんな風に毎日更新したのは初めてですね。
そこまでネタが思い浮かぶほど熱いってことですけどね。

さて、今日のSSSのテーマは『会いたくて』。
7月のお題です。
台詞無し、台詞のみときて、今日は詩です。
あと数時間もすれば日付も変わりますが（苦笑）、どうぞ楽しんでやってくださいませ☆

空からは真夏並みの太陽の照り付け。
外は暑いが、こんな晴れの日は外に出たくなる。
だって太陽の光は、人間の生きる源。
それがさんさんと降り注いでいる。
こんな日に外に出ないのは損というものだろう？
そして外に出れば、自然と足は「あの人」の元へ。
そういえば、最後に会ったのはいつだった？

会いたい

会いた

会いたい

そうだ、今から会いに行こう。
会いに行ったら、きっと驚くだろうな。
驚いた「あの人」の顔が目に浮かぶと、ますますもっていてもたってもいられなくなる。

さぁ、大地を蹴って飛び出そう。
全てのしがらみを捨て、いざ、「あの人」の元へ！

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ディノオレ強化週間 第5日目

強化週間も、残すところあと僅かとなってしまいましたね。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです☆
いや、マジで。
ディノオレ・・・広まるといいな・・・。

さて、今日のSSSは、『雨の音、二人きり』がテーマです。
6月のお題ですね。
昨日は台詞なしに挑戦しましたが、今日は台詞のみで。
というわけで、早速いきます！

「・・・雨、止みませんね」
「あぁ、そうだな」
「雨は・・・嫌いです」
「オレガノ？」
「雨が降れば、あの日を思い出す。初めて人を撃った、あの日を。　あの日も、こんな雨だった・・・」
「・・・オレガノ、」
「すみません。マフィアらしからぬ発言でしたね」
「いや、そうでもないと思うぜ？」
「え？」
「いくらマフィアでも、それだけは忘れちゃならねぇことだと思う」
「どういうことですか？」
「マフィアといえども、元は人間だ。人間には理性がある。　だが、殺しに慣れて理性が麻痺しちまったら、そこらの獣と同じになっちまう。それは人間じゃねぇ・・・そういうことさ」
「ディーノ・・・」
「ま、今日はゆっくり休め。　ずっと俺が付いててやっから」
「・・・ありがとうございます」

「・・・おやすみ、オレガノ。　良い夢を・・・」

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ディノオレ強化週間 第4日目

強化週間もちょうど半分まできましたね。
早いものです。

では、早速SSSの方に・・・。
今回のテーマは『手を繋ぐ』です！
でも、季節は5月なのですが、SSSには季節感ゼロです（＾＾；
しかも、手を繋いでるシーンは取って付けたような感じだし。
いやそれよりも、私としては、二人イチャラブを書きたかったと言うか何と言うか・・・。
そんな感じのSSSになってます。

例によって、タイトルはありません（笑）

今上映されているのは、人気の映画。
テレビや雑誌も話題はこの映画で持ち切りだ。
話題作りで一緒に映画館に来てみたものの、自分としてはあまり面白くない。
せっかくのデートなのに・・・これではつまらない。
不意に思いついたように、そっと彼の手を握ってみる。
こんな場所でなければこんなことはできないから。
だが次の瞬間、サッと腕を引かれ、彼の腕に抱きとめられる。
彼は悪戯っぽく笑ったかと思うと、そっとキスを落としてきた。
恥ずかしさで声を上げようとした瞬間、彼の指がそれを防いだ。
周囲を盗み見ると、皆、スクリーンに釘付け。
声を上げると皆の邪魔になることくらい、すぐにわかる。
それならば、こちらは・・・。
人目が無いのをいいことに、スクリーンの中の恋人以上の熱いキスを交わした。
何度も、何度も。
今までの距離をぐっと縮めるように、互いを求め合った。

その帰りでのこと。
手を繋ぐその熱は、いつも以上に熱い・・・そんな気がしたオレガノだった。

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ディノオレ強化週間 第3日目

今日もSSSです。
たぶん、これから先はSSSしか書かないと思われます（＾＾；
きっとね（笑）
語るにしても、何を語ればいいか・・・。

とりあえず、ディノオレは落ち着いた大人な雰囲気が好きです。
で、たまにポカをやらかすのがディーノ。
体や考え方はしっかりした大人なのに、子供のような心を持ってるのが当サイトのディーノ像です。
なんというか、思考のメリハリがしっかりしているというか。
仕事する時はしっかり仕事して、遊ぶ時はちょっとハメを外すくらい遊んで。
一方でオレガノは、やんちゃな弟を持つお姉さんみたいな感じ。
子供っぽいディーノの面倒を見つつ、大人なディーノにドキドキする。
そのギャップに目が離せなくて、ちょっと悔しがったり。
でも、何だかんだ言っても、どっちのディーノも好きなんです。
当サイトのオレガノはそんな女性。

「何を語ればいいか」と言った割には、結構書いたような気がします（笑）
それが作品に表現できているかは別ですが、そんなディノオレを書いていきたいです。


さて、今日のSSSですが、 capriccio というお題配布サイト様からお借りしたお題で書きました。
その名も、『一年十二題』。
今回はその中でも4月のお題です。
テーマは『はじめて』。
ディノオレの初対面です。
※第1日目のなりきり質問を見てからの方が、少しは話が掴めるかと思います。
例によって、まだ小説版は未読です。

「いてっ」　「いたっ」

事が起こるのは、その数分前。
悪戯がばれて教師から逃げていたディーノと友人たち。
途中からバラバラに分かれて逃げているが、何故か教師は自分を追いかけている。

―――男に追い掛け回されてもな・・・。

そんなことを思いながら走っていると、お約束のように、廊下の曲がり角で誰かとぶつかってしまったのだ。
尻餅を付いたところがじんじんと痛む。
ぶつかった相手は声からして、女だろうか。
どちらにしても、悪いのは自分だ。
そのまま過ぎ去るのは後味が悪すぎる。
立ち上がり、廊下を曲がると、そこには・・・。

―――・・・あ、

自分よりも上級生の女生徒。
ちょっときつそうだが、なかなかの上玉。
大人になればきっと美人になるだろうな・・・などと見惚れていると、女生徒はキッとこちらを睨み付けた。
「貴方ねぇ、廊下は走るものじゃないわよ」
ディーノが謝ろうとしたその瞬間、廊下の向こうから追っ手の声が。
「ヤベ！　すんませんでした！じゃぁ！」
「あ、ちょっと・・・！」
女生徒の声も聞かず、ディーノは再び走り去っていく。
「・・・子供みたい」
ため息を一つつき、オレガノもその場を立ち去った。

－－－－－

思い出したようにクスクスと笑うオレガノ。
ディーノは不思議そうに首を傾げた。
「どうした？」
「いえ、何でも。ちょっと思い出し笑いをしただけです」
初めて会ったあの時のことを少し思い出していただけ。
だが考えてみれば、本当に不思議だ。
あの時にぶつかった相手と、今こうして結ばれているなんて。

―――人生、どう転ぶかわからないわね・・・。

クスクスと笑い続けるオレガノに、どうにも居心地の悪さを感じるディーノだった。
そして、窓の外は・・・。
あの日と同じように、春の暖かな日差しが優しく降り注いでいた。



＜一言＞

ディーノは、どこにでもいるような普通の子供だったと思う。
だけど、ツナと同じような境遇に立たせられ、リボーンと出会ったのではないかと。
（ツナと同じように最初はマフィアになりたくないって思ってたし）

オレガノも、普通の女の子だったんじゃないかと。
でもマフィアの事件に巻き込まれて、家光に命を救われて。
その恩を返したくて、家を出てまでして彼の後を追ったのではないかと。

どちらにせよ、その話も書いてみたいですね♪

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